行政法 第287問
教材: 行政法②
司法試験 H20 第21問
論点: 国家賠償法1条1項
問題
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公式解答
3. ア○ イ× ウ○
正誤・解説
p1 /
規制権限の不行使は、当該権限を定めた法令の趣旨、目的や、その権限の性質等に照らし、具体的事情の下において、その不行使が許容される限度を逸脱して著しく合理性を欠くと認められるときは、違法となるものと解するのが相当である。
判例は、規制権限不行使について、法令の趣旨・目的や権限の性質、具体的事情に照らし、不行使が許容限度を逸脱して著しく合理性を欠く場合に国賠法上違法となるとする。
p2 /
警察官が、交通法規等に違反して車両で逃走する者をパトカーで追跡する職務の執行中に、逃走車両の走行により第三者が身体等に重大な損害を被った場合、当該追跡行為は、上記第三者との関係では違法な職務執行といわざるを得ない。
判例は、追跡行為が直ちに第三者との関係で違法になるとはいえず、追跡の必要性や方法が不相当かなどを具体的に検討するとする。
p3 /
税務署長のする所得税の更正は、所得金額を過大に認定していたとしても、そのことから直ちに国家賠償法第1条第1項にいう違法があったとの評価を受けるものではない。
判例は、更正が結果的に過大であっても直ちに国賠法上違法とはならず、職務上通常尽くすべき注意義務を尽くさないまま漫然と更正した場合などに限り違法を認める。
全体要旨
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