行政法 第104問
教材: 行政法①
司法試験 H21 第25問
論点: 行政調査
問題
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ア、イ、ウの各記述について正誤を判定し、その組合せを選ぶ。
公式解答
4. ア○ イ× ウ×
正誤・解説
p1 /
税務調査としての質問検査権の行使により犯則事件が探知され、それが端緒となって犯則調査に移行したとしても、一般的に質問検査権を犯則事件の調査あるいは捜索のための手段として行使することにはならない。
判例は、質問検査権の行使の際に犯則事件の証拠取得を将来想定していても、直ちに犯則調査や捜索の手段として使ったことにはならないとしている。
p2 /
犯則事件によって収集された資料は、刑事手続に準じた強制力を伴う手続によって収集されたものであるから、これを課税処分のための資料として利用することは、許されない。
判例は、犯則調査で得られた資料を他の課税処分や青色申告承認取消処分に利用することを許している。したがって本記述は誤り。
p3 /
収税官吏は、調査のため必要がある場合には、国税犯則取締法第1条の規定に基づき、調査に際し、実力を行使し、調査の相手方の抵抗を排除し必要な措置を行うことができる。
国税犯則取締法19条の2は、刑罰等による間接強制のみを認める趣旨で、実力行使まで認めるものではないと説明されている。
全体要旨
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