行政法 第89問
教材: 行政法①
司法試験 H24 第29問
論点: 行政代執行法
問題
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公式解答
5. ア× イ〇 ウ×
正誤・解説
p1 /
市が所有する土地に権原なく工作物が設置された場合、市長は、当該土地の所有権に基づき代執行により当該工作物を除却することができる。
行政代執行法2条の対象は、法令により直接・間接に命ぜられた義務の不履行です。市の所有権に基づく工作物除却はこれに当たらず、代執行はできません。
根拠条文:行政代執行法2条・e-Govを開く
p2 /
市が庁舎の一部屋の使用許可を市の職員組合に与えていたが、当該使用許可の期限が経過した後も組合員が立ち退かない場合、同部屋からの組合員の退去について代執行をすることはできない。
判例は、庁舎使用許可の期限後の明渡し・立退きは、代執行法2条の「履行を確保する行政上の義務」ではなく、代執行の対象とならないとしています。
根拠条文:行政代執行法2条・e-Govを開く
p3 /
行政罰は、間接的に行政上の義務の履行を確保する機能を果たすことから、行政罰が適用できる場合、代執行以外の手段によってその履行を確保することが困難とはいえないため、代執行をすることはできない。
行政罰は履行確保のための手段ではありますが、代執行法2条の「他の手段によって履行を確保することが困難である」とは別で、行政罰があるから代執行できないとはいえません。
根拠条文:行政代執行法2条・e-Govを開く
全体要旨
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