行政法 第29問
教材: 行政法①
司法試験 H22 第22問
論点: 行政行為
問題
問題画像

抽出問題文を表示
公式解答
3. ア○ イ× ウ○
正誤・解説
p1 /
最高裁判所の判例によれば、課税処分のように第三者の保護を考慮する必要のない処分は、明白な瑕疵を有していなくても、当然無効となる場合がある。
最高裁判例では、課税処分のように第三者保護を要しない場合、瑕疵が軽微でも例外的事情があれば当然無効となり得るとされている。
p2 /
道路交通法に基づく自動車運転免許を受けた者が酒気帯び運転等の道路交通法に違反する行為をしたことを理由として、この者の運転免許を取り消す処分は、学問上の「職権取消」に当たる。
違反行為を理由にする免許取消しは、元から違法・瑕疵ある行政行為を取り消す「職権取消」ではなく、後発事情による将来効の消滅としての「撤回」に当たる。
p3 /
最高裁判所の判例によれば、特定の者Aによる個室付浴場の営業を阻止しようとする町が、児童福祉法にいう「児童福祉施設の周囲200メートル以内においては風俗営業等取締法(現在の風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律。以下「取締法」という。)によって個室付浴場の営業が禁止されること」に着目し、Aの個室付浴場の開業予定地から200メートル未満の場所において児童福祉施設の設置の認可申請をした場合において、知事が当該申請を容れて行った認可処分に行政権の濫用に相当する違法性があるものとされるときは、Aは、当該処分の取消しを求めることなく営業を開始・継続したとしても、他に取締法に違反するところがなければ、取締法違反の罪によって処罰されない。
判例は、行政権の濫用に当たる認可であっても、取締法違反の構成要件を満たさない限り、直ちに刑事罰の根拠にはならないとする。
全体要旨
解説画像

自己評価
問題時間・解説時間は、 別ページへ移動した時点で確定します。
学習メモ
入力中の内容はこの端末へ自動的に下書き保存されます。 「メモを保存」を押すと改訂履歴へ追加し、 ログイン中はSupabaseへ同期します。
メモの保存履歴
過去版を編集欄へ復元しただけでは下書きです。 「メモを保存」を押すと新しい版として保存されます。