行政法 第25問
教材: 行政法①
予備試験 R05 第13問
論点: 行政行為の効力の消滅
問題
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行政行為の効力の消滅に関する次のアからウまでの各記述について、法令又は最高裁判所の判例に照らし、正しいものに○、誤っているものに×を付けた場合の組合せを、後記1から8までの中から選びなさい。
公式解答
4. ア○ イ× ウ×
正誤・解説
p1 /
処分庁は、自らした行政処分に当該処分成立時から取り消し得べき瑕疵があったことが取消訴訟の出訴期間経過後に判明し、当該処分が訴訟手続によって取り消される余地がなくなった場合でも、当該処分を自ら取り消すことができる。
最判昭和43年11月7日は、違法・不当な処分について、出訴期間経過後で取消訴訟で争えなくなっても、行政庁が自らその違法・不当を認め、公共の福祉上の要請との比較衡量の結果、放置が著しく不当といえる場合には職権取消しができるとする。
p2 /
処分庁が授益的処分の処分成立時からの瑕疵を理由に当該処分を取り消すためには、当該処分の名宛人に対する利益保護の観点から、その取消しを認める旨の法律上の明文の規定が必要である。
職権取消しは、授益処分でも明文規定が常に必要とまではいえない。判例は、違法状態是正の必要性や名宛人の不利益も考慮しつつ、明文がなくても許される場合があるとしている。
p3 /
処分庁から人工妊娠中絶を行うことができる医師に指定された開業医が当該指定処分後に虚偽の出生証明書を作成して罰金刑を受けたため、当該処分がこれを主な理由として当該指定処分を取り消す行政行為は、学問上の「職権取消し」に当たる。
百選I86の事案は、指定の撤回・取消しに関する判断で、法的問題点は指定の性質等を踏まえた取消し可否にある。学問上の職権取消しとして当然に整理するのは適切でないとされる。
全体要旨
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