民法 第106問
教材: 民法①
司法試験 R06 第5問
論点: 条件及び期限
問題
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抽出問題文を表示
アからオまでの各記述のうち、誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。
公式解答
4. ウ エ
正誤・解説
p1 /
条件が成就することによって利益を受ける当事者が不正にその条件を成就させたときは、相手方は、その条件が成就しなかったものとみなすことができる。
民法130条2項の内容。利益を受ける当事者が不正に条件成就させた場合、相手方は不成就扱いにできる。
根拠条文:民法130条第2項・e-Govで法令を開く民法130条第1項・e-Govで法令を開く
民法130条第2項―現行条文本文
条件が成就することによって利益を受ける当事者が不正にその条件を成就させたときは、相手方は、その条件が成就しなかったものとみなすことができる。
民法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:46)
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過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
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民法130条第1項―現行条文本文
条件が成就することによって不利益を受ける当事者が故意にその条件の成就を妨げたときは、相手方は、その条件が成就したものとみなすことができる。
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p2 /
停止条件が成就しないことが法律行為の時に既に確定していたときは、その法律行為は、無効である。
民法133条1項の内容。不能の停止条件を付した法律行為は無効となる。
根拠条文:民法133条第1項・e-Govで法令を開く民法133条第2項・e-Govで法令を開く
民法133条第1項―現行条文本文
不能の停止条件を付した法律行為は、無効とする。
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民法133条第2項―現行条文本文
不能の解除条件を付した法律行為は、無条件とする。
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p3 /
AB間で「BがCと婚姻したら、A所有の甲土地をBに贈与する。」という契約がされた場合、Bは、その条件の成否が未定である間は、AB間の契約に基づくBの権利を第三者に譲渡することができない。
民法129条は、条件成就未定の間でも権利義務を処分・相続・保存・担保設定できるとする。よって第三者譲渡も可能なので誤り。
根拠条文:民法129条・e-Govで法令を開く
民法129条―現行条文本文
第百二十九条 (条件の成否未定の間における権利の処分等)
条件の成否が未定である間における当事者の権利義務は、一般の規定に従い、処分し、相続し、若しくは保存し、又はそのために担保を供することができる。
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p4 /
期限の利益は、その放棄が相手方の利益を害するときは、これを放棄することができない。
民法136条2項は、期限の利益は放棄できるが、相手方の利益を害する場合は不可とする。設問は「放棄できない」としており表現が逆で誤り。
根拠条文:民法136条第2項・e-Govで法令を開く
民法136条第2項―現行条文本文
期限の利益は、放棄することができる。
ただし、これによって相手方の利益を害することはできない。
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p5 /
期限の到来前に担保を滅失させた債務者は、期限の利益を主張することができない。
民法137条2号は、債務者が担保を滅失・損傷・減少させたときは期限の利益を主張できないとする。
根拠条文:民法137条第2号・e-Govで法令を開く
民法137条第2号―現行条文本文
第百三十七条 (期限の利益の喪失)
次に掲げる場合には、債務者は、期限の利益を主張することができない。
一 債務者が破産手続開始の決定を受けたとき。
二 債務者が担保を滅失させ、損傷させ、又は減少させたとき。
三 債務者が担保を供する義務を負う場合において、これを供しないとき。
民法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:46)
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全体要旨
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