民事訴訟法 第100問
教材: 民事訴訟法①
司法試験 H23 第63問
論点: 弁論主義
問題
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Xは、Aから甲土地を買ったと主張して、甲土地を占有しているYに対し、所有権に基づき甲土地の明渡しを求める訴えを提起したところ、Yは、Aが甲土地を所有していたことは認めるが、Aから甲土地を買ったのはXではなくBであると主張した。Yからこれ以外の主張がなかった場合における次のア及びイの裁判所の判断に関する各記述
公式解答
3. アの判決は弁論主義に反するが、イの判決は弁論主義に反しない。
正誤・解説
1 /
裁判所は、証拠調べの結果、Aから甲土地を買ったのはXではなくCであったとの事実を認定して、Xの請求を棄却する判決をした。
Xは「Aから買った」という主張をしているが、裁判所が証拠調べの結果、XではなくCが買った事実を認定して請求棄却するのは、相手方の主張のない別事実を判決の基礎にするもので、弁論主義に反する。
2 /
裁判所は、証拠調べの結果、XはAから甲土地を買った後にこれをCに売ったとの事実を認定して、Xの請求を棄却する判決をした。
Xが主張する「Aから買った」ことと両立しない事実として、Xが後にCへ売った事実を認定して請求棄却することは、主張された事実を証拠上排斥するための判断として許され、弁論主義に反しない。
全体要旨
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