憲法 第458問
教材: 憲法③
司法試験 H26 第17問
論点: 議員定数配分規定
問題
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公式解答
7. ア イ ウ
正誤・解説
p1 /
一般的な法の基本原則に基づくものとして事情判決の法理を適用して、選挙を無効とせず違法の宣言にとどめるのは、当該選挙を無効とすることによって憲法が所期していない結果を生じることを回避するためである。
事情判決の法理は、取消し・無効が公の福祉などに適合しないとき、違法確認にとどめる考え方。選挙無効により憲法が想定しない結果を避ける趣旨の説明は、解説どおり正しい。
p2 /
定数配分規定の違憲判断を選挙の効力と結び付けず、訴訟が提起された選挙区の選挙だけを無効とする手法は、投票価値が不平等であるとされた選挙区からの代表者がいない状態で定数配分規定の是正が行われるという問題がある。
一部選挙区のみ無効にすると、そこから選出された議員がいない状態で是正を進めることになり得る、という解説の指摘に合致する。
p3 /
定数配分規定の違憲判断を選挙の効力と結び付けない判決の将来効の法理は、再選挙を執行することが事実上不可能であることや、事情判決を繰り返すことによって生じる司法審査制度自体への障害という問題にも対処しようとするものである。
判決の将来効を認める考え方は、再選挙の実施困難や、事情判決の反復による司法審査への支障にも対応しようとするものとして説明されている。
全体要旨
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