憲法 第440問
教材: 憲法③
司法試験 H20 第20問
論点: 憲法改正の限界
問題
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ア.憲法制定時の規範・価値によって将来の世代を拘束するのは不当である。
イ.憲法の妥当性の根拠は、基本的人権の保障を含む根本規範である。
ウ.憲法規範には実定化された自然法規範が含まれており、それは実定化されても自然法規範としての性質を失わない。
エ.憲法規範中に価値序列や階層性を認めることはできない。
公式解答
4. イとウ
正誤・解説
p1 /
憲法制定時の規範・価値によって将来の世代を拘束するのは不当である。
説明では、これは無限界説からの記述とされています。将来世代を制定時の規範で拘束するのは不当だとする考え方は、改正限界を否定する立場に対応します。
p2 /
憲法の妥当性の根拠は、基本的人権の保障を含む根本規範である。
説明では、これは限界説からの記述とされています。憲法の妥当性の根拠を基本的人権の保障を含む根本規範に求める立場は、改正できない根本部分を想定するため、限界説に対応します。
p3 /
憲法規範には実定化された自然法規範が含まれており、それは実定化されても自然法規範としての性質を失わない。
説明では、これは限界説からの記述とされています。実定化されても自然法規範としての性質を失わないとみる立場は、憲法改正にも限界があると考える根拠になります。
p4 /
憲法規範中に価値序列や階層性を認めることはできない。
説明では、これは無限界説からの記述とされています。価値序列や階層性を認めないという考え方は、憲法規範内に改正を制約する価値の上下関係を置かないため、無限界説に対応します。
全体要旨
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