憲法 第169問
教材: 憲法②
司法試験 H27 第4問
論点: 報道の自由
問題
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公式解答
122
正誤・解説
p1 /
法廷内における被告人の容ぼう等につき、手錠、腰縄により身体の拘束を受けている状態が描かれたイラスト画を被告人の承諾なく公表する行為は、被告人を侮辱し、名誉感情を侵害するものであるというべきで、その人格的利益を侵害する。
説明文は、容ぼう等を描いたイラスト画の公表について、写真の場合とは異なり、被告人の人格的利益侵害を認めうるとしており、アは正しい。
p2 /
報道機関の取材源は、一般に、それがみだりに開示されると将来にわたる自由で円滑な取材活動が妨げられることになるため、民事訴訟法上、取材源の秘密については職業の秘密に当たるので、当該事案における利益の個別的な比較衡量を行うまでもなく証言拒絶が認められる。
説明文は、取材源の秘密が常に当然に証言拒絶を導くのではなく、保護に値する秘密か、比較衡量により判断すべきとしている。したがって、個別的比較衡量不要とするイは誤り。
p3 /
少年法第61条が禁止する推知報道に該当するか否かは、少年と面識のある特定多数の者あるいは少年の生活基盤としてきた地域社会の不特定多数の者が、少年を当該事件の本人であると推知することができるかを基準にして判断すべきである。
説明文は、長良川事件報道訴訟について、被告人と特定するに足りる事情がない本件記事では、不特定多数の一般人が推知できるとはいえないとしており、設問の基準設定は不適切でウは誤り。
全体要旨
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