憲法 第106問
教材: 憲法①
司法試験 H28 第3問
論点: 法の下の平等
問題
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法の下の平等
公式解答
6
正誤・解説
p1 /
憲法は,外国人を日本国民と全く平等に扱うことまでは要求していないが,我が国に入国する全ての外国人に対し,法律により,日本国民と異なる規制を設けることは,人種的な差別をする趣旨ではなくても,憲法第14条第1項後段の「人種」による差別として許されない。
判例は,外国人に対する入国規制は,外国人登録令に関する事案のように,外国人一般に対する手続規制として,人種による差別に当たらないとしている。設問は「人種」による差別とする点が誤り。
p2 /
選挙権の平等には各選挙人の投票価値の平等も含まれるが,国会によって定められた選挙制度における投票価値が不平等であっても,その不平等が国会の有する裁量権の行使として合理的と認められるのであれば,憲法第14条に違反しない。
投票価値の平等は憲法上重要な要請であり,不平等が国会の裁量として合理的でも直ちに14条違反が否定されるわけではない。設問は審査の仕方を単純化しすぎている。
p3 /
条例においては,一定の取締規定を設け,法律による委任の範囲で,その違反に対する罰則を規定することが許されるが,禁錮又は懲役の刑は,全国一律に規律すべきものと解されるので,それぞれの条例の間で法定刑が異なる場合は,憲法第14条に違反する。
判例は,地方公共団体の条例に基づく取締りで地域差が生じ,結果として法定刑に差があっても,地域差の故をもって直ちに違憲とはいえないとしている。
全体要旨
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