憲法 第80問
教材: 憲法①
プレ35
論点: 私人間における人権保障
問題
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私的支配関係においては、個人の基本的自由や平等に対する具体的な侵害又はそのおそれがあり、その態様、程度が社会的に許容し得る限度を超えるときは、これに対する立法措置によってその是正を図ることが可能であるし、また、場合によっては、私的自治に対する一般的制限規定である民法第1条、第90条や不法行為に関する諸規定の適切な運用によって、一面で私的自治の原則を尊重しつつ、他面で社会的許容性の限度を超える侵害に対し基本的自由や平等の利益を保護し、その間の適切な調整を図る方法も存するのである。そしてこの場合、個人の基本的自由や平等を極めて重要な法益として尊重すべきことは当然であるが、これを絶対視することも許されず、統治行動の場合と同一の基準や観念によってこれを律することができないことは、論をまたないところである。
公式解答
【小問1】1 / 3(順不同)【小問2】6
正誤・解説
p1 /
この判決と同一の論点が問題となった最高裁判所判決の事例を次の事例群のうちから二つ選ぶ。
正解は判例群のうち「1」と「3」。解説では、同じく私人間効力が問題となった事案として、私立大学の生活要綱と学生の精神的自由の事件、企業における女子若年定年制の事件が挙げられている。
p2 /
次の論評ア〜ウのうち、この判決に対する論評として明らかに誤っているものに×を、そうとはいえないものに○を付した場合の組合せを選ぶ。
正解は「6」(ア×、イ○、ウ×)。解説上、アは本判決の内容と異なるため×、イは本旨どおりで○、ウは同判決が国国家類似説を明確に採用したものではないため×とされている。
全体要旨
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