商法 第94問
教材: 商法①
予備試験 R01 第19問
論点: 株主総会
問題
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抽出問題文を表示
アからオまでの各記述のうち、正しいものを組み合わせたものはどれか。
公式解答
2. ア オ
正誤・解説
p1 /
株式会社が特定の株主から当該株式会社の株式を有償で取得する旨の株主総会の議案について、特定の株主に自己をも加えたものとすることを請求した株主は、特定の株主以外の株主の全部が当該議案について議決権を行使することができない場合を除き、当該議案について議決権を行使することができない。
説明では、特定の株主に自己を加えた議案について議決権を行使できないのは「特定の株主」であり、請求した株主が当然に排除されるわけではないとされている。したがって本記述は誤り。
p2 /
取締役会設置会社でない株式会社が当該株式会社の譲渡制限株式の相続人に対し、当該譲渡制限株式を当該株式会社に売り渡すことを請求することを議案とする株主総会を招集する場合には、当該相続人である株主に対しては当該株主総会の招集の通知を発することを要しない。
説明では、相続人である株主は当該議案では議決権を行使できないが、他の議案では議決権を行使できるため、株主総会の招集通知を発する必要があるとされている。よって本記述は誤り。
p3 /
会社法上の公開会社が支配株主の異動を伴う募集株式の発行をする場合において、総株主の議決権の10分の1以上の議決権を有する株主が特定引受人による募集株式の引受けに反対する旨を当該公開会社に対し通知したときは、定款に別段の定めがある場合を除き、株主総会の特別決議によって、当該特定引受人に対する募集株式の割当ての承認を受けなければならない。
説明では、該当場面で必要なのは「株主総会の決議」であり、さらに出席要件も過半数で足りるとされ、特別決議とはされていない。したがって本記述は誤り。
根拠条文:商法206条の2第4項・e-Govで法令を開く商法309条第1項・e-Govで法令を開く
p4 /
株主総会において議決権を行使することができる株主の数が100人以上である株式会社において、株主総会に出席しない株主が電磁的方法による議決権の行使をすることができる旨を定めたときは、当該株主が書面による議決権の行使ができる旨を定めることを要しない。
説明では、100人以上の会社で電磁的方法による議決権行使を認めるには、書面による議決権行使も認める必要があるとされている。よって本記述は誤り。
根拠条文:商法298条第2項・e-Govで法令を開く商法298条第1項第3号・e-Govで法令を開く
p5 /
吸収合併契約の承認を議案とする株主総会において書面又は電磁的方法による議決権の行使をすることができることとされた株主が、株主総会の日前日までに、書面又は電磁的方法によって当該議案に反対する議決権の行使をした場合には、当該株主総会に先立って当該吸収合併に反対する旨を株式会社に対し通知したものと認められ、反対株主として株式買取請求をすることができる。
説明では、書面又は電磁的方法で事前に反対票を投じた株主は、株主総会前に反対通知をしたものと認められ、反対株主として株式買取請求ができるとされている。
根拠条文:商法785条第1項・e-Govで法令を開く商法785条第2項・e-Govで法令を開く
全体要旨
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