刑法 第92問
教材: 刑法①
予備試験 R06 第11問
論点: 防衛行為の一体性
問題
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学生A、B及びCは、急迫不正の侵害に対してやむを得ずにした反撃行為(第1暴行)に続いて、侵害終了後も継続して追撃行為(第2暴行)に及んだ事例に関して、次の各【見解】のうち、いずれか異なる見解を採り、後記【会話】のとおり議論している。学生A、B及びCの採る見解として正しいものの組合せは、後記1から5までのうちどれか。
公式解答
3. A-イ B-ア C-ウ
正誤・解説
A /
防衛の意思が継続している限りで、侵害現在時の第1暴行と侵害終了後の第2暴行を一体的に評価し、1個の過剰防衛の成立を認める。
解説は、侵害現在時の第1暴行と、侵害終了後の第2暴行とでは時間・場所・防衛意思の有無などが異なり、原則として一体的に評価して1個の過剰防衛とはしないとしている。
B /
防衛の意思が継続しているか否かにかかわらず、第1暴行については正当防衛の成立を認め、第2暴行については単なる違法行為として扱う。
解説は、第1暴行と第2暴行を一体として過剰防衛にするのではなく、第1暴行は正当防衛、第2暴行は別個に違法性を判断する立場としている。
C /
防衛の意思が継続している限りで、第1暴行については正当防衛の成立を認め、第2暴行については過剰防衛の成立を認める。
解説は、第2暴行についても、防衛行為としての性格をなお肯定できる限り過剰防衛による責任減少があり得るという学生Cの見解を採らず、本問ではその立場ではないとしている。
全体要旨
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