刑法 第82問
教材: 刑法①
司法試験 H27 第7問
論点: 防衛の意思
問題
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学生Aと学生Bは、次の【事例】における甲の罪責について後記【会話】のとおり検討している。【事例】甲は、乙に対し、殺意をもって、拳銃の引き金を引いて銃弾1発を発射し、乙の胸部に命中させて乙を殺害した。甲が拳銃で乙に狙いを付ける直前、乙は、甲に対し、殺意をもって、拳銃で狙いを付けて引き金を引こうとしていたものの、甲が発射した銃弾によって死亡したことから、引き金を引くには至らなかった。なお、甲は、乙が拳銃で自己に狙いを付けていることを知らなかった。
公式解答
4. ①a ②d ③e ④h ⑤i ⑥l ⑦m ⑧p
正誤・解説
p1 /
(a.殺人既遂罪が成立し・b.正当防衛が認められ)防衛の意思は不要である
会話文中の組合せ肢を選ぶ問題で、①は防衛の意思が必要か不要かの文脈に対応する選択肢。正解表の組合せに従うと a が選ばれている。
根拠条文:刑法43条・e-Govで法令を開く
刑法43条―現行条文本文
第四十三条 (未遂減免)
犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。
ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。
刑法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:50)
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
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p2 /
(c.殺人既遂罪が成立する・d.正当防衛が認められる)ことになる
②は防衛の意思不要説を採る場合の帰結として示された選択肢。正解表では d。
根拠条文:刑法43条・e-Govで法令を開く
刑法43条―現行条文本文
第四十三条 (未遂減免)
犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。
ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。
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過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
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p3 /
(e.行為無価値の存在と結果無価値の欠如・f.行為無価値の欠如と結果無価値の存在)
③は違法性二元論の根拠づけとして、どちらの価値が存在/欠如するかを問う。正解表では e。
根拠条文:刑法43条・e-Govで法令を開く
刑法43条―現行条文本文
第四十三条 (未遂減免)
犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。
ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。
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過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
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p4 /
(g.適法・h.違法)な結果が発生する具体的危険があること
④は防衛の意思不要説が問題にする危険の内容。正解表では h。
根拠条文:刑法43条・e-Govで法令を開く
刑法43条―現行条文本文
第四十三条 (未遂減免)
犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。
ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。
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p5 /
(i.「侵害はよいが侵害を試みることは許されない」・j.「侵害を試みることはいかが侵害は許されない」)
⑤は防衛の意思不要説への批判として示された文言の選択。正解表では i。
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刑法43条―現行条文本文
第四十三条 (未遂減免)
犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。
ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。
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p6 /
(k.別のあり得た違法結果・l.当該結果)
⑥は防衛の意思不要説が問題視する危険が、どの結果を発生させる危険かを問う。正解表では l。
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刑法43条―現行条文本文
第四十三条 (未遂減免)
犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。
ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。
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p7 /
(m.別のあり得た違法結果・n.当該結果)
⑦は同じく危険が発生させる結果の内容。正解表では m。
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刑法43条―現行条文本文
第四十三条 (未遂減免)
犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。
ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。
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過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
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p8 /
(o.構成要件的結果・p.構成要件に該当する違法な結果)
⑧は刑法43条の文言解釈として、どの結果が生じなかったという意味かを問う。正解表では p。
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刑法43条―現行条文本文
第四十三条 (未遂減免)
犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。
ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。
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過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
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全体要旨
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