刑法 第16問
教材: 刑法①
司法試験 H29 第1問
論点: 間接正犯
問題
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【見解】間接正犯については、被利用者の行為時に実行の着手を認めるべきである。
公式解答
4
正誤・解説
p1 /
【見解】は、実行行為時と実行の着手時期が一致することを要しないとする考え方と矛盾しない。
【見解】は被利用者の行為時に実行の着手を認める立場なので、実行行為時と着手時期の一致を要しない考え方とは両立する。
p2 /
【見解】に対しては、利用者にとって偶然の事情で実行の着手時期を決めることになり不合理であると批判できる。
被利用者側の偶然事情により着手時期が左右されるため、不合理だという批判は【見解】への指摘として成り立つ。
p3 /
【見解】は、離隔犯において到達時に実行の着手を認める考え方と矛盾しない。
離隔犯で到達時に着手を認める考え方とも、【見解】は同様に被害結果との関係で着手時期を捉えるので矛盾しない。
p4 /
【見解】に対しては、責任無能力者を利用する場合には、責任無能力者に規範意識の障害がないというだけで、直ちに結果発生の切迫した危険があるとはいえないと批判できる。
正解肢。責任無能力者を利用したからといって、直ちに結果発生の切迫した危険があるとはいえないという点を問題にするのは、【見解】への批判として不適切とされた。
p5 /
【見解】は、自然的に観察して結果発生に向けた直接の原因となる行為を重視する考え方と矛盾しない。
【見解】は、結果発生に向けた直接の原因となる行為を重視する考え方と整合する。
全体要旨
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