刑法 第9問
教材: 刑法①
司法試験 H21 第16問
論点: 刑の変更
問題
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(参照条文) 刑法 第6条 犯罪後の法律によって刑の変更があったときは、その軽いものによる。
公式解答
21122
正誤・解説
p1 /
甲が乙を監禁中、監禁罪の法定刑を重くする改正法が施行された。
監禁の継続中に法改正があっても、判例は「犯行後」を実行行為時でみるため、監禁継続中の改正は新法適用となる。
根拠条文:刑法6条・e-Govで法令を開く
刑法6条―現行条文本文
第六条 (刑の変更)
犯罪後の法律によって刑の変更があったときは、その軽いものによる。
刑法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:50)
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過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
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p2 /
甲が乙に暴行を加えたため乙が死亡したが、乙に対する暴行の後、乙が死亡するまでの間に傷害致死罪の法定刑を重くする改正法が施行された。
暴行による死亡結果が生じる前に法改正があっても、判例は暴行時を実行行為時とみるので、犯行後に変更があったとはいえず旧法適用となる。
根拠条文:刑法6条・e-Govで法令を開く
刑法6条―現行条文本文
第六条 (刑の変更)
犯罪後の法律によって刑の変更があったときは、その軽いものによる。
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p3 /
甲は、自己が所有している宝石を乙に売却する契約を締結してその代金を受領したが、同宝石を乙に引き渡す前に、丙との間で同人に同宝石を売却する契約を締結し、その引渡しを済ませた。丙との前記契約を締結した後、丙に同宝石を引き渡す前に横領罪の法定刑を重くする改正法が施行された。
横領は自己の占有財物についての不法領得意思の実行行為で成立するとされ、二重売却の契約締結時が基準。よって改正は犯行後で、新法適用となる。
根拠条文:刑法6条・e-Govで法令を開く
刑法6条―現行条文本文
第六条 (刑の変更)
犯罪後の法律によって刑の変更があったときは、その軽いものによる。
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p4 /
甲は、乙所有の自動車を窃取した後、同自動車を乗り回していたが、窃取後、乗り回している間に窃盗罪の法定刑を軽くする改正法が施行された。
窃盗は窃取時に既遂となり、後の乗り回し中の法改正は「犯罪後」の変更に当たる。したがって軽い新法が適用される。
根拠条文:刑法6条・e-Govで法令を開く
刑法6条―現行条文本文
第六条 (刑の変更)
犯罪後の法律によって刑の変更があったときは、その軽いものによる。
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p5 /
甲は、乙を殺害後、乙の死体を遺棄したが、殺害後、死体を遺棄する前に殺人罪の法定刑を軽くする改正法が施行された。
殺人と死体遺棄は別個の犯罪で、死体遺棄前の法改正は殺人については犯行後の変更に当たる。よって軽い新法適用となる。
根拠条文:刑法6条・e-Govで法令を開く
刑法6条―現行条文本文
第六条 (刑の変更)
犯罪後の法律によって刑の変更があったときは、その軽いものによる。
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過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
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全体要旨
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