刑事訴訟法 第88問
教材: 刑事訴訟法①
予備試験 R03 第16問
論点: 令状によらない捜索差押え
問題
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【見解】
Ⅰ.逮捕の現場には証拠の存在する蓋然性が一般的に高いので、合理的な証拠収集手段として認められる。
Ⅱ.逮捕者の身体の安全を図る必要があり、また、被逮捕者による証拠の隠滅を防ぐ必要があるために認められる。
【発言】
学生A:見解Ⅰに立つと、被逮捕者が逮捕の現場から逃走した場合であっても、引き続きその現場の捜索が可能であると考えることができるね。
学生B:見解Ⅰに立っても、見解Ⅱに立っても、差押えの対象は、逮捕の理由とされた被疑事実に関する証拠物に限られないことになるので、別途捜査中の他の事件に関する証拠物を偶然発見した場合、これを差し押さえることができるね。
学生C:見解Ⅱに立つと、差押えの対象は、被逮捕者の身体及びその直接の支配下にある範囲の証拠物に限られると考えることができるね。
学生D:見解Ⅱに立つと、見解Ⅰと異なり、逮捕の現場には証拠の存在する蓋然性が一般的に高いという前提は否定せざるを得ないね。
学生E:見解Ⅱに立つと、同条第1項柱書の「逮捕する場合」の解釈については、現実に被疑者を逮捕することができる状況の存在が必要であると考えることができるし、見解Ⅰに立って同様に考えることもできるね。
公式解答
4. B D
正誤・解説
I /
逮捕の現場には証拠の存在する蓋然性が一般的に高いので、合理的な証拠収集手段として認められる。
解説では見解Ⅰを「相当説」とし、逮捕現場に証拠が存在する蓋然性が高いことを根拠とする考え方としている。
根拠条文:刑事訴訟法220条第1項第2号・e-Govで法令を開く刑事訴訟法220条第3項・e-Govで法令を開く
刑事訴訟法220条第1項第2号―現行条文本文
二 逮捕の現場で差押、捜索又は検証をすること。
刑事訴訟法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:55)
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
刑事訴訟法220条第3項―現行条文本文
第一項の処分をするには、令状は、これを必要としない。
刑事訴訟法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:55)
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
II /
逮捕者の身体の安全を図る必要があり、また、被逮捕者による証拠の隠滅を防ぐ必要があるために認められる。
解説では見解Ⅱを「緊急処分説」とし、逮捕者の安全確保や証拠隠滅防止の必要性から認める考え方としている。
根拠条文:同条第1項柱書・e-Govを開く
全体要旨
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