刑事訴訟法 第71問
教材: 刑事訴訟法①
予備試験 R04 第15問
論点: 勾留質問
問題
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公式解答
2. ア エ
正誤・解説
p1 /
裁判官は、検察官から勾留の請求を受けた被疑者について勾留の裁判をするに当たり、被疑者が逃亡した場合を除き、被疑者に対し被疑事件を告げこれに関する陳述を聴く手続を行わなければならない。
刑訴法207条1項本文は、前3条の規定による勾留請求を受けた裁判官について、原則として被疑者に被疑事件を告げ、陳述を聴く手続を求める。被疑者逃亡の場合は例外。
根拠条文:刑事訴訟法207条第1項・e-Govで法令を開く刑事訴訟法61条・e-Govで法令を開く
刑事訴訟法207条第1項―現行条文本文
前三条の規定による勾留の請求を受けた裁判官は、その処分に関し裁判所又は裁判長と同一の権限を有する。
但し、保釈については、この限りでない。
刑事訴訟法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:55)
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刑事訴訟法61条―現行条文本文
第六十一条
被告人の勾留は、被告人に対し被告事件を告げこれに関する陳述を聴いた後でなければ、これをすることができない。
但し、被告人が逃亡した場合は、この限りでない。
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p2 /
裁判官は、検察官から勾留期間の延長の請求を受けた被疑者について勾留期間の延長の裁判をするに当たり、被疑者が逃亡した場合を除き、被疑者に対し被疑事件を告げこれに関する陳述を聴く手続を行わなければならない。
勾留期間延長の裁判では、被疑者への告知・陳述聴取は要しない。規則151条1項・153条1項の説明でも、裁判所は延長理由等を記載するだけでよいとされている。
根拠条文:刑事訴訟法208条第2項・e-Govで法令を開く刑事訴訟規則151条第1項・e-Govを開く刑事訴訟規則153条第1項・e-Govを開く
刑事訴訟法208条第2項―現行条文本文
裁判官は、やむを得ない事由があると認めるときは、検察官の請求により、前項の期間を延長することができる。
この期間の延長は、通じて十日を超えることができない。
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p3 /
裁判官は、勾留されている被疑者がその被疑事実と同一の事実で公訴を提起された場合において、その勾留を継続する必要があると認めるときは、被告人が逃亡した場合を除き、被告人に対し被告事件を告げこれに関する陳述を聴く手続を行わなければならない。
起訴により、同一事実についての勾留は起訴前勾留から起訴後勾留へ自動的に切り替わるため、この場合に改めて勾留質問は不要。
根拠条文:刑事訴訟法208条第1項・e-Govで法令を開く刑事訴訟法60条第2項・e-Govで法令を開く
刑事訴訟法208条第1項―現行条文本文
第二百七条の規定により被疑者を勾留した事件につき、勾留の請求をした日から十日以内に公訴を提起しないときは、検察官は、直ちに被疑者を釈放しなければならない。
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刑事訴訟法60条第2項―現行条文本文
勾留の期間は、公訴の提起があつた日から二箇月とする。
特に継続の必要がある場合においては、具体的にその理由を附した決定で、一箇月ごとにこれを更新することができる。
但し、第八十九条第一号、第三号、第四号又は第六号にあたる場合を除いては、更新は、一回に限るものとする。
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p4 /
裁判所は、勾留されていない被告人について勾留の裁判をするに当たり、既に被告事件の審理の際に被告人から被告事件に関する陳述を聴いている場合には、改めて被告人に対し被告事件を告げこれに関する陳述を聴く手続を行う必要はない。
最高裁判例は、すでに被告事件の審理の際に被告人の陳述を聴いているなら、改めて刑訴法61条のいわゆる勾留質問を要しないとする。
根拠条文:刑事訴訟法61条・e-Govで法令を開く
刑事訴訟法61条―現行条文本文
第六十一条
被告人の勾留は、被告人に対し被告事件を告げこれに関する陳述を聴いた後でなければ、これをすることができない。
但し、被告人が逃亡した場合は、この限りでない。
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p5 /
裁判所は、勾留期間の更新の裁判をするに当たり、被告人が逃亡した場合を除き、被告人に対し被告事件を告げこれに関する陳述を聴く手続を行わなければならない。
勾留期間の更新では、被告人への告知・陳述聴取は不要。60条2項は更新期間や更新回数の制限を定めるのみで、勾留質問を要求していない。
根拠条文:刑事訴訟法60条第2項・e-Govで法令を開く
刑事訴訟法60条第2項―現行条文本文
勾留の期間は、公訴の提起があつた日から二箇月とする。
特に継続の必要がある場合においては、具体的にその理由を附した決定で、一箇月ごとにこれを更新することができる。
但し、第八十九条第一号、第三号、第四号又は第六号にあたる場合を除いては、更新は、一回に限るものとする。
刑事訴訟法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:55)
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
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全体要旨
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