憲法 第89問
教材: 憲法①
司法試験 H25 第2問
論点: 私人間効力
問題
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人権保障規定の私人間効力に関する次のアからウまでの各記述について、正しいものには〇を、誤っているものには×を付した場合の組合せを、後記1から8までの中から選びなさい。
公式解答
5. ア× イ○ ウ○
正誤・解説
p1 /
間接効力説は、私人による人権侵害の危険性が増大していることに対応しようとするものであるが、国家権力がなお人権にとっての最大の脅威であることを無視している。
解説では、国家権力がなお人権にとって最大の脅威であることを無視していると批判されるのは直接効力説であるとされている。したがってアの記述は間接効力説についての説明として誤り。
p2 /
間接効力説は、私法の一般条項に人権価値を充填しようとするものであるから、充填の程度により結論が大きく異なる得る。
解説欄で「本肢記載のとおりである」と明示されている。間接効力説は私法上の一般条項を通じて人権価値を反映させる考え方なので、充填の仕方で結論が変わり得る。
p3 /
直接効力説は、私人間に憲法規範を直接適用するものであるが、国家が私人の自由な活動領域に過度に介入する糸口を与えかねない。
解説欄で「本肢記載のとおりである」とされている。直接効力説は私人間へ憲法規範を直接及ぼすため、国家介入の契機を広げるとの指摘がある。
全体要旨
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