刑法 第436問
教材: 刑法③
司法試験 H24 第12問
論点: 汚職の罪
問題
問題画像

抽出問題文を表示
公式解答
1 / 5
正誤・解説
1 /
収賄罪における「職務」とは、賄賂を収受する公務員の一般的な職務権限に属するとともに、本人が現に具体的に担当している事務であることを要する。
判例は、収賄罪の「職務」は公務員の一般的職務権限に属すれば足り、現に具体的に担当している事務であることまでは要しないとしている。
根拠条文:刑法197条第1項・e-Govで法令を開く
刑法197条第1項―現行条文本文
公務員が、その職務に関し、賄賂を収受し、又はその要求若しくは約束をしたときは、五年以下の拘禁刑に処する。
この場合において、請託を受けたときは、七年以下の拘禁刑に処する。
刑法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:50)
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
2 /
あっせん収賄罪が成立するためには、公務員が積極的にその地位を利用してあっせんすることは必要ではないが、少なくとも公務員としての立場であっせんすることを要し、単なる私人としての行為では足りない。
判例は、あっせん収賄罪では公務員としての地位を利用して幹旋することは不要だが、公務員としての立場での幹旋であることは必要で、単なる私人としての行為は足りないとしている。
根拠条文:刑法197条第4項・e-Govで法令を開く
刑法197条第4項―現行条文本文
第百九十七条 (収賄、受託収賄及び事前収賄)
公務員が、その職務に関し、賄賂を収受し、又はその要求若しくは約束をしたときは、五年以下の拘禁刑に処する。
この場合において、請託を受けたときは、七年以下の拘禁刑に処する。
公務員になろうとする者が、その担当すべき職務に関し、請託を受けて、賄賂を収受し、又はその要求若しくは約束をしたときは、公務員となった場合において、五年以下の拘禁刑に処する。
刑法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:50)
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
3 /
第三者供賄罪において、賄賂の供与を受ける第三者は、自然人に限られない。
判例は、第三者供賄罪の第三者には地方公共団体その他の法人も含まれ、自然人に限られないとしている。
根拠条文:刑法197条第2項・e-Govで法令を開く
刑法197条第2項―現行条文本文
公務員になろうとする者が、その担当すべき職務に関し、請託を受けて、賄賂を収受し、又はその要求若しくは約束をしたときは、公務員となった場合において、五年以下の拘禁刑に処する。
刑法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:50)
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
4 /
公務員が一般的職務権限を異にする他の部署に異動した後に、前の職務に関して賄賂を収受した場合でも、収受の時において公務員である以上、収賄罪は成立する。
判例は、受託者が収受時に公務員であれば足り、前の職務に関して賄賂を受けても贈収賄罪は成立するとしている。
根拠条文:刑法198条・e-Govで法令を開く
刑法198条―現行条文本文
第百九十八条 (贈賄)
第百九十七条から第百九十七条の四までに規定する賄賂を供与し、又はその申込み若しくは約束をした者は、三年以下の拘禁刑又は二百五十万円以下の罰金に処する。
刑法・e-Gov法令APIから取得した現行条文(取得日時: 2026-07-26T23:14:50)
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
ローカル法令全文で確認 / e-Govで現行法令を確認
過去問出題時点の旧条文と異なる場合があります。
5 /
刑法上、賄賂の目的物は、有体物に限られないが、財産上の利益でなければならない。
賄賂には財産上の利益だけでなく、無形的な利益も含まれる。目的物を財産上の利益に限定するのは誤りである。
全体要旨
解説画像


自己評価
問題時間・解説時間は、 別ページへ移動した時点で確定します。
学習メモ
入力中の内容はこの端末へ自動的に下書き保存されます。 「メモを保存」を押すと改訂履歴へ追加し、 ログイン中はSupabaseへ同期します。
メモの保存履歴
過去版を編集欄へ復元しただけでは下書きです。 「メモを保存」を押すと新しい版として保存されます。