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刑法 第61問

教材: 刑法①

司法試験 H18 第13問(改)

論点: 過失の成立要件

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問題

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抽出問題文を表示
【事例】 I.トラックの運転手甲は,助手席に1名,後部荷台に2名が同乗しているトラックを運転中,指定最高速度を超える高速で運転したためハンドル操作を誤り,自車を道路脇の信号柱に衝突させた。そのため,後部荷台に同乗していた2名が同車から振り落とされて死亡したが,助手席の同乗者に被害はなかった。甲は,助手席に同乗者1名がいることは認識していたが,後部荷台に同乗者がいることは全く認識しておらず,認識可能性もなかった。 II.トラックの運転手乙は,Iの事例における甲と同様の事故を起こした際,助手席に同乗者1名がいることを認識していたほか,後部荷台に同乗者がいることについても認識可能性があったが,実際に2名が後部荷台に同乗していることは全く認識していなかった。 III.トラックの運転手丙は,助手席に1名,後部荷台に2名が同乗しているトラックを運転中,交差点で一時停止した後,周囲に人や車がいないことを確認した上,信号に従って同車を発進させたところ,後部荷台に同乗していた2名がたまたま立ち上がろうとしてバランスを崩し,同車から落下して死亡した。丙は,助手席に同乗者1名がいることは認識していたが,後部荷台に同乗者がいることは全く認識しておらず,認識可能性もなかった。なお,丙は,発進の際,助手席の同乗者に衝撃を与えないように十分気を付けていたものの,実際に助手席の同乗者は衝撃を受けず,被害もなかった。

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